- けい積算の特徴 -

■ 手拾いでは一切積算しません。
手拾いではいけない、と言う意味ではありません。もちろん手拾いにも良い所は有ります。しかし、計算速度及び計算精度で考えると、どうしても一抹の不安があります。(折角、拾っているのに集計に計上されていない、単純な計算・集計間違いがたまにある、検算にどうしても時間がかかる等)
こんな単純な事で設計者の信用を失墜させる事があってはならないと思います。
私はこのような事がないように、全ての積算プログラムで対応します。

■ 長さ・面積の算出にCADを通して電子データを使用します。
建築数量積算基準・同解説 P-3に「設計図書から得られる電子データの小数点第2以下の数値については、その数値を活用し、端数処理を行わなくてよい。」 と電子データの利用が認められています。これはまさしく積算界にも時代の流れであるデジタルデータ化の大波が接近したことを示しています。
私は最大限この電子データを利用し積算します。

■ 積算根拠図を基に建築積算します。
積算してみたが、その積算自体をチェックしてみたところ不完全なためやり直した? 又、拾い出書をチェックした時に、その数値が何所からきている数値なのか判らず困った事はないでしょうか?
数量を算出すること自体はさほど難しいことではないので、比較的簡単にできることだと思います。しかし、それは誰がチェックしても耐え得る精度のものでなければならない物でもあると思います。
私は積算において積算の精度こそが最重要であると考えます。
積算をチェックした時に、その数値の出所の図面が有ることは相手に対して説得力があり、その積算の精度自体が非常に高い事を認識して頂く事が出来ますし、この積算手法ならOKという安心感を与えることが出来ます。

■ 電子納品に対応できます。
CALS/EC導入もいよいよ本格的になってきました。
否応なしに今後益々設計図書のデジタル化が進んでいくことになると思います。
積算の分野でも同じ事が言えます。
拾い出書・集計書・積算根拠図 全てSFX・PDFで電子納品に対応することが出来ます。