- 積算根拠図 -

皆さんは積算時に計測した重要な数値をどうゆうふうに記録されますか?

私はCADを利用して積算する為、下記の様な順序で記録します。

まず積算を依頼されたら 設計図か又は設計図のCAD DATAを預かります。

それから繰り返し図面を読み建物を理解して積算への順序を展開していきます。

ここまでは皆さんと同じだと思いますがこれからが異なる手法に成ると思います。

まず「積算根拠図」を作成する作業にはいります。

1・預かった全ての設計図をパソコン内に取り込みます。

2・積算をするための図面をCADで作成します。
(私はこれを積算根拠図といっています。)

3・積算根拠図に積算に必要な全てのDATAを記入します。

4・積算根拠図を見易くするために着色しカラーで出力します。

5・出力したA-4版の積算根拠図を見ながら積算プログラムに入力します。

つまり積算する全ての部屋・部位について数量調書は基より その他にその調書の中で使われている数値の場所がはっきり目で確認出来る図面が存在する。

   それが 「積算根拠図」 なのです。